香川県広域水道企業団とは
印刷用ページを表示する更新日:2017年11月1日更新
香川県広域水道企業団は、地方自治法で定める一部事務組合であり、各家庭等に水道水を給水する水道事業と中讃地区の工業用水道事業を行う地方公共団体です。
県内の水道事業は、人口減少に伴う給水収益の減少が見込まれるなか、老朽化が進む水道施設の更新や、近い将来に高い確率で発生が予想されている南海トラフを震源とする巨大地震への対応、また、水道事業従事者の技術継承のほか、渇水への対応など、多くの課題を抱えています。
県と県内市町では、こうした課題の解決を図るため、平成20年より水道事業担当者による勉強会の開催に始まり、数次にわたる首長で構成する協議会において、水道事業の広域化について、具体的な検討を行ってきました。
将来にわたり安全で安心な水道水を安定的に供給できる体制を確立するため、今般、県と8市8町ではこうした長年の協議を経て、水道事業を統合することにより、施設の統廃合や業務の効率化、経費の削減などにより経営基盤の強化を図り、香川県広域水道企業団を設立しました。