水質基準項目
印刷用ページを表示する更新日:2026年4月1日更新
| No. | 項目 | 基準値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 1 | 一般細菌 |
1mlの検水で形成される 集落数が100以下 |
水の一般的清浄度を示す指標です。著しく増加した場合には、病原生物に汚染されている疑いがあります。 |
| 2 | 大腸菌 | 検出されないこと | 人や動物の腸管内に存在しています。検出された場合には、病原生物に汚染されている疑いがあります。 |
| 3 |
カドミウム及び その化合物 |
カドミウムの量に関して、 0.003mg/L以下 |
イタイイタイ病の原因物質として知られており、長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、健康被害が発生するおそれがあるため、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 4 |
水銀及び その化合物 |
水銀の量に関して、 0.0005mg/L以下 |
水俣病の原因物質として知られており、長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、健康被害が発生するおそれがあるため、農薬や工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 5 |
セレン及び その化合物 |
セレンの量に関して、 0.01mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、爪、毛髪、内臓等に障害が発生することがありますが、地質由来のセレンの量はわずかであることを確認しています。また、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 6 |
鉛及び その化合物 |
鉛の量に関して、 0.01mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、腎臓障害などの健康障害を起こすことがあり、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。また、水道給水管に鉛管を取り扱っている場合に検出されることがあるので、その影響についても調べています。 |
| 7 |
ヒ素及び その化合物 |
ヒ素の量に関して、 0.01mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがありますので、地質由来のヒ素の量を調べています。一部の地下水源では量が多いので、浄水処理工程が適切であったか検査しています。また、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 8 |
六価クロム及び その化合物 |
六価クロムの量に関して、 0.02mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがありますので、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 9 | 亜硝酸態窒素 | 0.04mg/L以下 | 乳幼児のメトヘモグロビン血症の原因となりますので、窒素化合物を含む肥料や生活排水などが地下水水源に及ぼす影響を継続的に調べています。 |
| 10 |
シアン化物イオン及び 塩化シアン |
シアンの量に関して、 0.01mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、生殖機能異常などの健康障害のおそれがあり、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。また、わずかではありますが、浄水場において、原水中の化学物質と消毒剤が反応して、塩化シアンが生成されることがあるので、処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 11 |
硝酸態窒素及び 亜硝酸態窒素 |
10mg/L以下 | 乳幼児のメトヘモグロビン血症の原因となりますので、窒素化合物を含む肥料や生活排水などが地下水水源に及ぼす影響を継続的に調べています。 |
| 12 |
フッ素及び その化合物 |
フッ素の量に関して、 0.8mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、班状歯という歯の異常を起こすことがありますが、地質由来のフッ素の量はわずかであることを確認しています。また、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか調べています。 |
| 13 |
ホウ素及び その化合物 |
ホウ素の量に関して、 1.0mg/L以下 |
長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、胎児の体重に影響することがありますが、地質由来のホウ素の量はわずかであることを確認しています。また、工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 14 | 四塩化炭素 | 0.002mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓、腎臓等に障害を起こすおそれがあるため、この物質を含む化学合成原料、溶剤、塗料、洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 15 |
1,4-ジオキサン |
0.05mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓にがんなどの障害を起こすおそれがあるため、この物質を含む溶剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 16 |
シス-1,2-ジクロロエチレン 及びトランス-1,2-ジクロロエチレン |
0.04mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、内臓障害を発生させるおそれがあり、この物質を含む化学合成原料、溶剤、塗料、洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 17 | ジクロロメタン | 0.02mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがあり、この物質を含む化学合成原料、溶剤、塗料、洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 18 | テトラクロロエチレン | 0.01mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがあるため、この物質を含む化学合成原料、溶剤、ドライクリーニング洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないことを確認しています。 |
| 19 | トリクロロエチレン | 0.01mg/L以下 | 胎児に悪影響があることが分かっており、また、長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがあるため、この物質を含む化学合成原料、溶剤、ドライクリーニング洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないことを確認しています。 |
| 20 | PFOS及びPFOA | 0.00005mg/L以下 | PFOSは、半導体用反射防止剤・レジスト(電子回路基板を製造する際に表面に塗る薬剤)、金属メッキ処理剤、泡消火薬剤等に、PFOAは、フッ素ポリマー加工助剤(他のフッ素化合物を製造する際に、化学反応を促進させるために添加する薬剤)、界面活性剤等に使われてきました。難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質を持っており、現在は、製造・輸入等を原則禁止されています。過去様々な形で環境中に排出されたものが、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 21 | ベンゼン | 0.01mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがあり、この物質を含む化学合成原料、溶剤、塗料、洗浄剤などを取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 22 | 塩素酸 | 0.6mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、赤血球細胞を痛めるおそれがあります。浄水場で保管している消毒剤が分解して生成されるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 23 | クロロ酢酸 | 0.02mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、ひ臓障害などを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 24 | クロロホルム | 0.06mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓障害などを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 25 | ジクロロ酢酸 | 0.03mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓がんなどを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 26 | ジブロモクロロメタン | 0.1mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓障害などを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 27 | 臭素酸 | 0.01mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんなどの健康被害を発生させるおそれがあります。オゾン処理を行う浄水場において、原水中の臭素イオンと消毒剤が反応して生成されるので、処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 28 | 総トリハロメタン | 0.1mg/L以下 | クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、ブロモホルムの量の合計を総トリハロメタンといいます。 |
| 29 | トリクロロ酢酸 | 0.03mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓がんなどを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 30 | ブロモジクロロメタン | 0.03mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、がんを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 31 | ブロモホルム | 0.09mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、肝臓障害などを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 32 | ホルムアルデヒド | 0.08mg/L以下 | 長期間基準値を超えた水を摂取した場合に、胃の障害や体重の減少などを発生させるおそれがあります。浄水場において、原水中の有機物と消毒剤が反応して生成されることがあるので、その対策が適切であったかどうか検査しています。 |
| 33 |
亜鉛及び その化合物 |
亜鉛の量に関して、 1.0mg/L以下 |
基準値を超えた水を使用したときに、白濁することがあります。亜鉛メッキした水道管から溶出して検出されることがあります。また、この物質を取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 34 |
アルミニウム及び その化合物 |
アルミニウムの量に関して、 0.2mg/L以下 |
基準値を超えた水を使用したときに、白濁することがあります。浄水処理に用いられる凝集剤に由来して検出されることがあります。 |
| 35 |
鉄及び その化合物 |
鉄の量に関して、 0.3mg/L以下 |
基準値を超えた水を使用したときに、異臭味や洗濯物などへの着色の原因となります。地質や工場等の配水由来の鉄の量を調べています。一部の水源では量が多いので、浄水処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 36 |
銅及び その化合物 |
銅の量に関して、 1.0mg/L以下 |
基準値を超えた水を使用したときに、着色の原因となります。農薬や工場の排水から混入することがあります。また、給水装置に使用される銅管から溶出して検出されることがあります。 |
| 37 |
ナトリウム及び その化合物 |
ナトリウムの量に関して、 200mg/L以下 |
基準値を超えた水を飲用したときに、味覚を損なう原因となります。海水の影響を受けている水源に注意を払っています。 |
| 38 |
マンガン及び その化合物 |
マンガンの量に関して、 0.05mg/L以下 |
基準値を超えた水を使用したときに、洗濯物などへの着色の原因となります。地質や工場等の配水由来のマンガンの量を調べています。一部の水源では量が多いので、浄水処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 39 |
塩化物イオン及び その化合物 |
200mg/L以下 | 基準値を超えた水を飲用したときに、味覚を損なう原因となります。海水の影響を受けている水源に注意を払っています。 |
| 40 | カルシウム、マグネシウム等(硬度) | 300mg/L以下 | 基準値を超えた水を使用したときに、硬度が高いと石鹸の泡立ちが悪くなります。硬度を多く含む水を硬水、少ない水を軟水といい、周辺地質が原因となり基準超過するような水源は、県内にはありません。 |
| 41 | 蒸発残留物 | 500mg/L以下 | 基準値を超えた水を飲用したときに、味覚を損なう原因となります。水を蒸発させたときに得られる残留物のことです。成分は主にカルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどです。周辺地質が原因となり基準超過するような水源は、県内にはありません。 |
| 42 | 陰イオン界面活性剤 | 0.2mg/L以下 | 基準値を超えた水を使用したときに、泡立ちの原因になります。家庭や工場の排水から混入することがありますので、水源の水質を継続的に調べています。 |
| 43 | ジェオスミン | 0.00001mg/L以下 | 湖沼やダムなどで発生する藻類(アナベナなど)によって産生されるカビ臭の原因物質です。異臭味障害が発生しないように、水源の水質を継続的に調べながら、浄水処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 44 | 2-メチルイソボルネオール | 0.00001mg/L以下 | 湖沼やダムなどで発生する藻類(フォルミジウムなど)によって産生されるカビ臭の原因物質です。異臭味障害が発生しないように、水源の水質を継続的に調べながら、浄水処理工程が適切であったか検査しています。 |
| 45 | 非イオン界面活性剤 | 0.02mg/L以下 | 基準値を超えた水を使用したときに、泡立ちの原因になります。家庭や工場の排水から混入することがありますので、水源の水質を継続的に調べています。 |
| 46 | フェノール類 |
フェノールの量に換算して、 0.005mg/L以下 |
基準値を超えた水を飲用したときに、異臭味の原因になります。この物質を取り扱っている工場等の排水が、水源に混入していないかどうか継続的に調べています。 |
| 47 |
有機物 (全有機炭素(TOC)の量) |
3mg/L以下 | 有機物による汚染の程度を示し、主に土壌に由来します。多いと渋みをつけることがあります。 |
| 48 | pH値 | 5.8以上8.6以下 | 水の酸性、アルカリ性を表す指標です。中性はpH7で、数値が高くなるほどアルカリ性が強くなり、小さくなるほど酸性が強くなります。 |
| 49 | 味 | 異常でないこと | 水の味は、溶存する物質の種類や濃度によって感じ方が変わります。また、配管の腐食に起因することもあります。 |
| 50 | 臭気 | 異常でないこと | 地質の影響や藻類の繁殖、工場排水の混入により臭気異常となることがあります。また、水道管の内面塗装に起因することもあります。 |
| 51 | 色度 | 5度以下 | 水についている色の程度を表しています。 |
| 52 | 濁度 | 2度以下 | 水の濁りの程度を表しています。 |


