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水道料金統一に向けた講演会を開催しました

印刷用ページを表示する更新日:2025年8月4日更新 <外部リンク>
令和10年度に予定している水道料金の統一に向け、香川県広域水道企業団水道事業等審議会委員をはじめ企業団構成団体の職員等に、今後の水道料金のあり方についての認識を深めていただくため、水道料金統一に向けた講演会を開催しました。

日時

令和7年7月29日(火曜日) 午前9時30分から12時まで

場所

高松市防災合同庁舎6階 601・602会議室(高松市番町一丁目8番15号)

講演内容

〇報告
「広域化専門委員会~水道事業等審議会の経緯等」
   香川県広域水道企業団水道事業等審議会 会長 安藤 茂 氏

〇講演
 「水道の基盤強化に向けた取組みの方向性について」
  -水道料金及び水道施設整備のあり方を中心として-
   東洋大学名誉教授 石井 晴夫 氏

参加者

香川県広域水道企業団水道事業等審議会委員 6名
香川県広域水道企業団構成団体職員 14名
香川県広域水道企業団職員他 36名

合計 56名

講演会の様子

【安藤会長から香川県広域水道企業団水道事業等審議会の経緯等の報告】
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・「ヒト・モノ・カネ」からみた香川県広域水道企業団の現状としては、職員数の確保と、地震に弱いとされている鋳鉄管、硬質塩化ビニル管の更新及び、今後の建設投資額の検討が課題となっている
・「統一料金のあり方」を検討するに当たっては、次の点に注意する必要がある
(1)水道事業が持続可能な施設整備を行う
(2)必要な料金水準の設定は、中長期的な視点も考慮して行う
(3)法制度等を踏まえた料金設定を行う

などの報告をいただきました。


【東洋大学石井名誉教授から水道の基盤強化に向けた取組みの方向性についての講演】
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・国土交通省では、経営広域化の国主導による加速化を進めており、香川県広域水道企業団は、先進モデルとして評価されるとともに、特に令和10年度の統一料金については、注目されている
・水道料金については、概ね3~5年ごとの適切な時期に見直しを行っていなければ、国土交通省の立入検査により指摘対象となり、原価割れの料金は、法令違反となる
・水道事業者は、水道料金の考え方と具体的な算定方法を取りまとめた水道料金算定要領を指針として水道料金を算定することができるため、裁量(自由度)は比較的大きくなるが、一方で説明責任は、極めて重くなる

などの講話をいただきました。


【受講の様子】
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