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【高松ブロック統括センター】旧御殿水源地(高松市水道資料館)

印刷用ページを表示する更新日:2020年7月20日更新 <外部リンク>

旧御殿水源地(高松市水道資料館)は6月1日(月曜日)から開館を再開しています。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、臨時休館していました旧御殿水源地(高松市水道資料館)は、6月1日(月曜日)から開館を再開しています。

 なお、発熱や咳などの症状がある方は当施設のご利用をお控えいただくとともに、当施設をご利用の際にはマスク着用などのご協力をお願いいたします。

旧御殿水源地(高松市水道資料館)とは

旧御殿水源地全景

旧御殿水源地とは、高松市の近代水道創設のために建設された浄水場のことで、1921(大正10)年9月1日に、日本で40番目の近代水道として給水を開始しました。

敷地の内外には、1915(大正4)年に竣工した集水埋渠東方人孔[しゅうすいまいきょとうほうじんこう]をはじめとして、1917(大正6)年に竣工した事務所と倉庫、1918(大正7)年に竣工した喞筒場[そくとうじょう](ポンプ場)、竣工時期は不明であるものの、古写真から事務所などと同時期に建設されたと考えられる北門門柱や擁壁が、ほぼ創建当時の姿のまま現存しています。

これらの建造物は、歴史的・文化財的価値が高い建造物として、1985(昭和60)年には厚生省(当時)の「近代水道百選」に選ばれたほか、1997(平成9)年には喞筒場と事務所が、また、2016(平成28)年には倉庫、集水埋渠東方人孔、北門門柱、擁壁が、国の「登録有形文化財」に登録されました。

このうち喞筒場は「高松市水道資料館」として活用しており、館内では、江戸時代に使われていた土管や木樋、近代水道創設時に使われていたポンプ、各種資料などの展示により、江戸時代から始まる高松市の水道の歴史を紹介しています。

パンフレット「旧御殿水源地」全ページ [PDFファイル/6.68MB]

所在地・開館時間・休館日・利用方法など

全体配置図

アクセス

歴史的・文化財的な評価

保存活用計画書・各種報告書

建造物・施設・設備のご紹介

  1. 喞筒場〔そくとうじょう〕
  2. 事務所
  3. 倉庫
  4. 集水埋渠東方人孔〔しゅうすいまいきょとうほうじんこう〕
  5. 北門門柱
  6. 擁壁
  7. 多目的広場
  8. 便益施設(トイレ・ベビーケアルームなど)

所在地・開館時間・休館日・利用方法など

【所在地】
香川県高松市鶴市町1360番地(御殿浄水場北側) 
※お車でお越しの場合は、旧御殿水源地北側の専用駐車場をご利用ください。
※旧御殿水源地南側に隣接する御殿浄水場には、絶対に立ち入らないでください。

【開館時間】
10時から17時まで

【休館日】
12月29日から1月3日まで
※高松市に気象警報が発表された場合、または気象警報の発表が予想される場合は、臨時に休館することがあります。
※高松ブロック統括センター所長が特に必要があると認めるときは、臨時に休館し、または開館することがあります。

【入館料】
無料

【利用方法】 
団体での見学、または見学以外の目的で利用される場合は、「水道施設等使用許可申請書」により、事前に高松ブロック統括センター総務課へお申し込みください。 
また、使用許可を受けた後に、使用期間・使用目的・担当者などを変更する場合や、使用を取り止める場合は、速やかに高松ブロック統括センター総務課へご連絡ください。
なお、見学や利用に当たっての注意事項や禁止事項などについては、「旧御殿水源地(高松市水道資料館)管理要綱」でご確認ください。

水道施設等使用許可申請書 [Wordファイル/32KB]

水道施設等使用許可申請書 [PDFファイル/71KB]

水道施設等使用許可申請書の記入例 [PDFファイル/118KB]

旧御殿水源地(高松市水道資料館)管理要綱 [PDFファイル/202KB]

【高松ブロック統括センター総務課の連絡先】
Tel:087-839-2711
Fax:087-839-2710
E-mail:takamatsu_somu@union.suido-kagawa.lg.jp

【主な禁止事項】
・喫煙や火気の使用、危険物の持ち込みはしないでください。
・ペット同伴での入場はしないでください。ただし、身体障がい者が同伴する身体障がい者補助犬の同伴は可能です。
・無人航空機を敷地上空で飛行させないでください。
・自転車、バイク、車の乗り入れはしないでください。
・その他、許可を得ていない集会、販売、配布などのほか、他のお客さまの迷惑になる行為、および建物、附属設備、展示資料などを汚損、破損するおそれがある行為はしないでください。

全体配置図

拡大全体配置図を表示 [PDFファイル/102KB]

全体配置図

 

 

 

 

 

 

 

アクセス

【車の場合】
JR高松駅から約12分
高松自動車道 高松西ICから約20分
高松自動車道 高松檀紙ICから約15分
※お車でお越しの場合は、旧御殿水源地北側の専用駐車場をご利用ください。

【電車の場合】
JR予讃線 香西駅から御殿橋経由で徒歩約30分

【バスの場合】
ことでんバス 下笠居線 郷東橋バス停から徒歩約20分

※旧御殿水源地南側に隣接する御殿浄水場には、絶対に立ち入らないでください。

拡大地図を表示 [PDFファイル/957KB]

地図

歴史的・文化財的な評価

名称機関対象建造物

1985年
(昭和60年)

近代水道百選厚生省(当時)御殿浄水場(当時)
※現在の旧御殿水源地(高松市水道資料館)
1997年
(平成9年)
登録有形文化財文化庁喞筒場・事務所
建築巡礼四国88カ所
第74番建築札所
日本建築家協会
四国支部
喞筒場・事務所
2001年
(平成13年)
日本の近代土木遺産
Aランク
土木学会喞筒場
2006年
(平成18年)
高松建造物再発見50選高松商工会議所喞筒場・事務所
2016年
(平成28年)
登録有形文化財文化庁倉庫・集水埋渠東方人孔・北門門柱・擁壁

保存活用計画書・各種報告書

旧御殿水源地喞筒場および事務所耐震補強等工事報告書 [PDFファイル/43.47MB]

高松市水道資料館歴史館(旧ポンプ室)及びPR館(旧事務室)保存活用計画書 [PDFファイル/39.12MB]

高松市水道資料館の文化財的価値及び構造ならびに活用方法等に関する研究 調査・研究報告書 [PDFファイル/6.24MB]

高松市水道資料館破損劣化および構造診断調査報告書 [PDFファイル/25.98MB]

建造物・施設・設備のご紹介

1.喞筒場[そくとうじょう]

喞筒場の外観  喞筒場の内部

【構造および形式】木造平屋建地階付 切妻造 桟瓦葺

【建築面積】225.82m2

【竣工年月日】1918(大正7)年8月30日

【概要】
喞筒場は、1986(昭和61)年まで、香東川から取り込んだ水を汲み上げるためのポンプ(低揚ポンプ)と、旧御殿水源地で作った水道水を西方寺配水池に送るためのポンプ(高揚ポンプ)を設置する、ポンプ場として使用していました。
建物はT字型になっており、建物内の西側には低揚ポンプを設置するための地下室(深さ約4m)があります。
建物を支える基礎は底部が花崗岩敷き、立ち上がり部が腰壁も含めて1枚半の厚さのレンガ積みとなっており、建物全体は洋小屋組でしっかりとしたキングポストトラスで構成されています。また、外壁は横羽目板張りで、妻側上部には明かり取りのために半円形の高窓が設けられています。

2.事務所

事務所の外観  事務所の内部

【構造および形式】木造平屋建 寄棟造 桟瓦葺

【建築面積】122.41m2 / 増築部分:88.81m2

【竣工年月日】1917(大正6)年3月30日 / 増築部分:2019(平成31)年2月28日

【概要】
事務所は、1986(昭和61)年まで、事務室や宿直室として使用していました。
建物はL字型になっており、建物南東の出隅部に玄関が設けられています。
建物を支える基礎は底部が花崗岩敷き、立ち上がり部が出隅を石で補強したレンガ積み(イギリス積み)の洋式基礎になっています。また、外壁は横羽目板張りの大壁づくりで、腰壁は堅羽目板張りでできています。
玄関のドア上部には明かり取りの欄間が設けられているほか、玄関部の破風は美しいアーチ状になっていて、和洋折衷の大正時代の建築様式をよく表しています。

3.倉庫

倉庫【構造および形式】木造平屋建 切妻造 セメント瓦葺

【建築面積】81.58m2

【竣工年月日】1917(大正6)年3月30日

【概要】
倉庫は、1986(昭和61)年まで、倉庫として使用していました。
建物を支える基礎は花崗岩敷きで、その上に柱を立てる「礎石建て」という方法で建てられています。建物全体は洋小屋組で構成されており、天井を高くして内部空間を広く取る、倉庫建築らしい簡素な建築になっています。また、外壁は2重木舞を下地とした土壁の真壁造で、外装は喞筒場や事務所と同じ横板張りですが、腰壁を設けないすっきりした意匠になっています。
建物の内部は南北2室に分かれており、鉄格子付きの高窓が南室の東西両面に各2箇所、また、北室の西面と北面に各1箇所、設けられています。

4.集水埋渠東方人孔[しゅうすいまいきょとうほうじんこう]

集水埋渠東方人孔の外観【構造および形式】レンガ造竪孔

【竣工年月日】1915(大正4)年6月30日

【概要】
集水埋渠東方人孔は、建設されてから現在に至るまで、香東川の伏流水を取り込むための施設として使用しています。
旧御殿水源地西側を流れる香東川の右岸に、川を横断するように設置した集水渠を点検するための人孔(マンホール)として建設されたもので、川の伏流水を利用した水源地施設としては国内最初期のものです。
レンガを積み上げた構造で、内部は約9mもの深さがあり、天端には花崗岩が貼られています。また、川の増水時に水圧や流木などで破損することが無いよう、川とほぼ平行に建設されているほか、両端が水切り状になっています。

5.北門門柱

北門門柱【構造および形式】石造門柱および土塁貝形

【竣工年月日】1918(大正7)年頃

【概要】
北門門柱は、旧御殿水源地北側(現在の駐車場の位置)にあった職員官舎へ通じる通用口の門柱として建設されました。
間口が約3mで建てられた花崗岩製の門柱と、土塁の土留用石垣で構成されています。また、門柱は笠石、柱頭部、柱身部の3つに分かれており、笠石の上面は扁平な四角錐形になっています。
現在は門扉が設置されていますが、旧御殿水源地竣工当時の古写真には門扉が写っておらず、当時は門柱だけだったと考えられています。

6.擁壁

擁壁【構造および形式】石積擁壁

【大きさ】高さ平均2.2m 延長約105m

【竣工年月日】1918(大正7)年頃

【概要】
擁壁は、旧御殿水源地敷地の造成に伴い、敷地の北面と東面を区画するために建設されました。
花崗岩の割石を積み上げたもので、隅角部を設けないよう、敷地に隣接する水路に沿って湾曲させています。
建設から約100年が経過しますが、ハラミなどはほとんど見られず、良好な状態を保っています。

7.多目的広場

多目的広場喞筒場と事務所の周囲は、多目的広場として整備しています。水道企業団主催のイベントをはじめ、校外学習の休憩、結婚式の前写しなど、さまざまな用途にご利用いただいています。

8.便益施設

おむつ交換台など 多機能トイレ ベビーケアルーム

事務所の新館(増築部分)には、男性用トイレ・女性用トイレ・多機能トイレ・ベビーケアルームを設けています。
また、喞筒場と事務所にはスロープを、駐車場には身体障がい者用スペースを設けています。

室名設置している設備
男性用トイレ幼児用椅子・おむつ交換台・幼児用補助便座・着替え台
女性用トイレ幼児用椅子・おむつ交換台・幼児用補助便座・着替え台・パウダースペース
多機能トイレオストメイト対応設備・多目的シート・幼児用椅子・幼児用補助便座・着替え台
ベビーケアルーム授乳用個室・調乳用温水器・おむつ交換台・電子レンジ・哺乳瓶除菌ケース

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